top of page

salonというイメージ。落ち着き,くつろげる空間に。
中世のフランスでは貴人達が友人や一般の人々を招待し,学芸を話題に議論や講義を行なっていました。それはいつも誰かの自宅の居間(salon)で行なわれておりました。その時代の文化がsalon 文化と呼ばれる所以です。そこは,居間であると同時に,学芸文化における先導役として時代を担う場所でもありました。しかし,私たちが目指すのは,中世のsalon という閉鎖的な空間を意味するものではなく,公に開かれた salon です。誰かの家の居間のように落ち着き,くつろぐ空間でありながらも,誰でもが入ってこれる開放的な空間でもあります。

bottom of page